ゴルフを始めてある程度の期間が経つと自分の得手不得手が見えてきます。
パターがイマイチなのでパッティングの技術を磨きたい人、グリーン周りのアプローチショットが苦手で悩んでいる人、あるいはもっと人並みにゴルフスイングができないだろうかなど、基本的なことや技術的な問題が雪崩をうってやってきます。
その中で一番多くの人が悩み,そして考えていることは、飛距離のことではないでしょうか。
飛距離がでるということはゴルフをエンジョイするための欠かせない要素の一つです。飛距離のでる人は、ゴルフスイングのフォームに無理がなく、いい感じで脱力ができていてバランスがとれています。
腕力もそれなりに必要だと思いますが、腕力だけではゴルフボールを遠くに飛ばすことはできません。
まぐれ当たりで凄い飛距離を出す場合もありますが確立を重んじるゴルフにおいては邪道と言えるでしょう。
しかし、腕力が他の人と比べて少し足りないとか、普段車ばかり乗っていて足腰や腕力に少しばかり不安やもの足りなさを感じている方には、スコアアップのためやスムーズなゴルフスイングを体得することを目的とした軽いトレーニングをお勧めしたいと思います。
トレーニングとは目的とするスポーツや競技に対して効率的に筋力や体力などを向上させることが目標です、ゴルフの場合は足腰の粘り、上体の柔らかさ、しなやかな腕を使ってのゴルフスイングなどが挙げられます。
まずは、腕を鍛えることからはじめてみる事にしたいと思います。
使用する練習器具は、モメンタス・アイアンという練習用のゴルフクラブです。
この練習用ゴルフクラブのアイアンは、重量が通常のゴルフクラブと比較して約3倍の重さがありますので、けしてフルスイングはしないでください。
ゆっくりとスイングをして徐々に筋力をアップすることを念頭において練習してください。
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グリーンリーディングレベル
ゴルフをプレーする上で全てのショットは大切に打たなくてはなりません。
しかし、パー72のゴルフコースにおいて仮にトータルでパープレイでラウンドしたとすると、72回も神経を集中するという非常に疲れを伴う作業をしなければなりません。
プロゴルファーがトーナメントで試合をしている訳ではないのですから少しは楽しんでゴルフをプレーをしたいと考えるのが人情というものです。
しかしながら一度でも気を抜くとスコアが+1,2,3・・・・と、すぐに数字が大きくなってしまいますね。
そこで提案ですがどのショットにするかは個人の自由なんですが、ショットを何か一つに絞って集中して打ってみる、ということをやってみたらいかがでしょうか?
ドライバーでもよし、アイアンでもいいですね。
でもまた一つ提案させていただきますが、最初はパッティングを練習して見たらいいかと思います
パッティング以外のショットは身体を使う動作が大きく、技術的なことを体得するのに長い時間をかけなければなりません。
それに比べるとパッティングは力はそれほど必要としませんし、腕を振り上げて、身体を回転させてなどという複雑な動作はしませんから、比較的とっつきやすいと思います。
でも安易な気持ちで練習していますと、なかなか上達してくれません。
そしてグリーン上において一番大切なことの一つに、傾斜と芝目を読んでそれをパッティングショットに反映させるという難しい作業があります。
特に傾斜はそのときの天候の具合によって日光の明るさが異なりますから個人差や思い込みといった弊害が出てきます。
そういう場合に使っていただきたいのが、グリーンリーディングレベルというゴルフ練習器具です。
ゴルフボールが転がっていく方向とグリーンの傾斜の度合いを正確に示してくれますから、これまでの感に頼っていたパッティングをより正確に打つラインを把握できることができますからスコアアップが期待できます。
スピードスティック
ビジェイ・シンといえば、世界のトッププロゴルファーの一人ですね。
2004年シーズンは2年連続賞金王の栄冠に輝き、世界ランキングでは、あのタイガー・ウッズを抜いて世界一になりました。
2004年の獲得賞金は、なんと1千万ドルを超えて史上最多。
2005年のシーズンは、惜しくもタイガーウッズに賞金王の座は明け渡しましたが、しっかりと2位に入っています。
彼は「練習の虫」と言われるほどの練習好きで、練習量は間違いなく世界一でしょう。
外国人選手に対しても面倒見が良いことで有名です。
インド系フィジー人であり、彼の名前の「ビジェイ」はヒンズー語で「勝利」という意味があります。
とにかく凄い選手であることは間違いありません。
そのビジェイ・シンが使って飛距離を伸ばした練習器具があります。
スピードスティックというネーミングで発売され全米で大ヒットしているそうです。
普通のゴルフクラブと同じようにスイングするだけです。
スティックの先に付いているゲージがヘッドスピードを表示しますので随時効果を確認することができます。
他の練習方法としては、腰の付近で左右均等にに弧を描くように素振りを繰り返す練習です。
これは遠心力を向上させる効果があり、合わせてゴルフスイングに必要な筋力を鍛えることができます。
ゴルフスイングが正確にできているか確かめる方法は、まずスイングしてみてスピードスティックが風を切る音が左側から(右打ちの方)聞こえてきたらOKです。
インパクトの瞬間に最大のスピードが出ている証拠です。
反対に右側からとか真正面から聞こえてくる場合は力が入りすぎているので実際のインパクトの瞬間にはパワーが下がっていて正しいスイングではないことが判ります。
あなたもビジェイ・シンのように練習の虫になってトレーニングをしましょう。